2013年11月1日金曜日

リストラティブヨガはストレッチより皮下脂肪を燃焼させる


オーバーウェイトな女性必見
「リストラティブヨガはストレッチより皮下脂肪を燃焼させる」

カリフォルニア大学で、リストラティブヨガとストレッチを行った女性の皮下脂肪の減少に関する調査研究が行われました。ヨガを行った88人のグループの平均年齢は55才、BMI(肥満指数)は平均36kg/m2でした。ストレッチのグループ83人の平均年令は54才、BMI平均32.5kg/m2でした。

先日、アメリカ糖尿病学会でその調査結果が報告され、リストラティブヨガのグループでは、調査開始後6ヵ月で著しい皮下脂肪の減少がみられ、その後も減少し続けたという結果が出たのです! 調査に参加した女性は、全員メタボリック症候群と診断されていたので、とても重要な調査結果になりました。メタボリック症候群は、高血圧や高血糖、お腹周りの脂肪増加、コレステロールの異常高値を発し、心臓病や脳梗塞、糖尿病のリスクを伴います。

(アメリカ メイヨクリニックの定義) 50才以上のアメリカ人でメタボリック症候群は人口の44% に及ぶと言われています。お腹周りの脂肪を減らすことで症状が軽減できるのです。調査結果でリストラティブヨガはストレッチよりもコルチゾール(ストレスホルモン)を低下させることわかっています。先日のティモシー先生のブログにあるように、ストレス状態の時にコルチゾール(ストレスホルモン)は上昇し、腹囲の脂肪も増加します。
 またバクスター先生も、長時間に渡る緊張状態とコルチゾール上昇の危険性について投稿されています。私自身のブログにも、ストレスとコルチゾール、体重管理について書きました。今後の研究結果が待ち遠しいです。また、コルチゾールについてバクスター先生は、ストレスの解消とコルチゾール減少には、ヨガニドラ(眠りのヨガ)と同時に行うリストラティブヨガが良いと推奨しています。メディテーションや逆転のポーズも効果があるそうです。アラネタ先生は、リストラティブヨガはエアロビクスの代用にはなりませんが、オーバーウェイトな女性には、エアロビクスよりもリストラティブヨガの方が、効果的なエクササイズだと言っています。

私は、全ての人に効果があるのがリストラティブヨガだと思います。



by Nina Zolotow
This article originally appeared in English on the “Yoga for Healthy Aging" blog.
Yoga for Healthy Aging

Translated by Reiko Takada

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